「ししゃも」って日本だけの魚だ!

【じっくりと味わう柳葉魚〜ししゃも】

一昨日、仕事で北海道の釧路市漁協にいってきた。
今回は、ジンギスカンをたっぷり食べてこようと思っていたが、考えてみれば、「釧路」はその昔、北洋漁業の船団が行き来する日本の大港。ジンギスカンではなく、やはり旨い魚を食べるべき。


と思い、仕事が終わって、漁協の担当者に、釧路で「今一番旨い魚が食べたいんだけど」って聞くと、旬は10月で、今は干したものの冷凍物だけど旨い魚を食わしてあげるよといわれ、あるお店に連れて行ってくれた。

入り口は、普通の居酒屋。場所は、釧路の全日空ホテルのすぐ裏手。
店に入ると、漁協の人が、「あれ出して」って注文する。

「あれって何ですか?」って聞く。「いいから、あててみてよ」とにんまり。

出てきたのは、薄くスライスしたルイベ状の刺身。ルイベとは、凍った刺身だと思えばいい。


なんだろうか?と思い、生姜醤油がいいといわれるままに、ちょっと生姜醤油をつけて食べる。


凍っているので、口の中で少し溶かすようにもてあそんでから、噛んでみる。意外と身肉がしっかりしている。さっと一夜干しにしてあるかのような感じ。

ん〜?川の魚かな?ん!ん!噛むごとにさっとした塩味の奥に旨さが。一瞬の味わいなので、ん!ん!といううちに終わってしまう。


何かわかりますか?と聞かれて、教えて〜とお願いする。
「大将!焼いたの持ってきて!」と注文。


出てきたのは、あっ!「ししゃも」だ!


「ししゃものルイベを出す店は、釧路でも数件しかないんですよ。生の冷凍は食感がぐちゃぐちゃの感じであまり旨くない。ここは、ししゃもの雄を開いてさっと塩水にくくらせて、半夜干ししたものを、1枚1枚ラップでくるんで、冷凍して、ルイベで食わせてくれるんだ。」

ん〜。なんともいえない、ほんの一瞬の旨さに不思議な感じ。

その後、漁協の人の「ししゃも」の資源復活の物語を聞く。
ちなみに、「ししゃも」は「柳葉魚」と書く。
「ししゃも」は、日本固有の魚で、一般的にスーパーなんかで売られているのは、ロシアやノルウェーなんかのカラフトシシャモか、キュウリウオだそうだ。
詳しくは、北海道釧路市漁協のHPに詳しく書かれているのでそちらを。→http://www.gyokyou.or.jp/03/index.html

ちなみに何故「柳葉魚」と書くか?
    ↓↓↓
-----柳葉魚物語---------
その昔、北海道がまだ蝦夷と呼ばれていた頃、狩猟採集で生活していたアイヌ民族が大飢餓にあった時、困った人々がトカプチェプカムトと言う神様に大漁祈願をしたところ、神様は河畔の柳の葉をつまんで川の中へ投げ入れた。

すると今まで静かだった川面が俄かに騒がしくなり、突然、その形も柳の葉に似た小魚が川一面にわき上がり、彼等を飢餓から救ったという。
以後、アイヌ民族はこの小魚をシシュハモと名付け、神様から賜った魚として大切にしてきた。
「シシュ」は柳の葉、「ハモ」は魚を意し、北海道のアイヌ民族の住む川のみ捕れる魚として古く伝えられている。
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ししゃもの雄の生の刺身は、10月のほんの短い期間食べられるということ。
今度、10月に来よう。
帰りに、釧路の市場で、50尾入りの「柳葉魚」を買ってきました。


ししゃもの物語を読みながら、さっと焼いて、塩で食べました。
酒は日本酒がやっぱり合います。
ご馳走様でした。
↓↓↓↓

市場で買ったのと同じもの。でも、楽天のほうが安かった。
観光客価格か・・・・・・。

<ししゃも食べながら見る映画ではありませんが・・・。>


タグ:ししゃも
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